ワンダーマンを観た後、MCU のドラマシリーズを振り返る
ディスニープラスで久しぶりに始まった MCU のドラマ、ワンダーマンが提供されたので見てみました。最近の MCU は映画も選択と集中であまり制作されておらず、昨年のファンタスティックフォーから何もアップデートがないのですが、これを観た後過去のドラマを振り返ってみます。
ワンダーマンの配信開始
今回のドラマは一気に8話同時公開ということで、1月27日にスタートをしました。まだ、Amazon Prime Video で放送が始まったフォールアウトを見終わっていないところでの開始だったので、そちらが終わってからこちら、という感じで後回しという感じでした。

で、この作品の感想に入る前に、MCU の作品を振り返ってみましょう。
MCUフェーズ4
エンドゲームが終わった後、マルチバースサーガということでドラマと映画を併用して進めていく、という流れになりました。
ワンダヴィジョン (2021)
ドラマ一発目としては非常に面白かったです。なぜワンダとビジョンが一緒に生活をしていて、それも昔のドラマ風の作風になっているのか?みたいなところから、いろいろと謎を解いていくという感じで話が進んでいきます。出てくるキャラもマーベルの映画で出ていたいろいろな作品からそれっぽいポジションで現れたりと、なるほどこういう風にドラマシリーズを作っていくんだと感じたものです。
ファルコン&ウィンター・ソルジャー(2021)
エンドゲームのあと、あのキャプテンアメリカの盾はどうなるのか?というところを深堀していくドラマです。キャプテンアメリカに深くかかわった二人がドラマの中心のキャラとして展開していきます。さて、黒人であるファルコンはアメリカの象徴になれるのか?というそんなお話。
ロキ(2021)
この作品は、マルチバースって何?というのを学ぶことができる、フェーズ4以降に向けての基本を作り上げるドラマになっています。ロキはすごく面白かったのですが、これを観てないとわからないことが多いよね、、という前振りになっていて、
ホークアイ(2021)
アベンジャーズのキャラクターとなるホークアイを深掘りしていくシリーズで、後継者が現れてという感じの師弟的なやりとりをする作品です。ここに出てくる後継者はヤングアベンジャーズとして出てくるのでは?と期待されましたが、ヤングアベンジャーズは作られていません。
ムーンナイト(2022)
これまでの MCU のキャラクターは基本出てこないだけでなく、単独の作品でそのまま終了という感じです。最後はクリフハンガー的に終わったのですが、あまり評価も高くなかったこともあり、シリーズ化されませんでした。
ミズ・マーベル(2022)
これも新しいキャラクターが出てきて、という流れの作品で、のちの映画マーベルズ(2023)に出てくるキャラクターのデビュー作です。最後にキャプテンマーベルが出てきて、映画の前振りという感じですが、ドラマみてない人にはこのキャラ何?になるわけです。マーベルズはワンダビジョンに出てきたキャラクタと合わせて3人という感じで映画に繋げたのと、2代目ホークアイにつながるのではという終わり方でしたが、それは回収されることはなく、、、
シー・ハルク:ザ・アトーニー(2022)
この作品はハルクと同じ力を手に入れてしまったヒロインが色々と苦労するコメディという形なのですが、以前の色々な設定がドラマのために崩れてしまった感があり、まぁドラマとしては面白かったけど色々と、、、というのがあり無かったことになっているレベルのドラマです。
フェーズ5
この辺りから、だいぶ作品が乱発になるところと、マルチバースサーガーの最大の敵となるカーンの役をやっている人が暴力事件的なもので捕まったりと、方向性がおかしくなったところです。
シークレット・インベージョン(2023)
主人公をニック・フューリーに据えてドラマを進めていくわけなのですが、個人的には全然面白くなくて、かつ終わった時はなんやったんやこれ!という感じでした。色々な謎が提起されている感じでしたが、それってどうやって回収するつもりなの?!的な部分も多かったです。マリア・ヒルがもう観れなくなることになってしまい、無くても良かっ他のにという感じでした。
ロキ シーズン2(2023)
なんとシーズン2が作成されたロキ、しばらくなんやねんドラマシリーズと思っていた中、やっぱり元祖のアベンジャーズに出ているキャラで作るやつは面白い感じじゃない?ってところで満足できました。そして、結果的にはマルチバースサーガの悪役になるはずのカーンの引退作品となってしまいました。
エコー(2024)
ホークアイに出てきていたキャラクタ、エコーの深掘りをするドラマなのですが、内容としては何を楽しめば、、、という感じの仕上がりでした。ホークアイで出てきたこのキャラクターと、Netflix 時代からデアデビルの的だったキングピンの物語。実はスキップしようと思っていたのですが、デアデビルがあるので観なきゃ的な、もう一度観るかというと、、、という仕上がりでした。
アガサ:オール・アロング(2024)
ワンダビジョンで出ていたアガサのお話です。個人的には、地味に面白かったのですが、シーズン2を作るほどでもないかな、というのもあり単独で楽しめたというのでよかったかな。ワンダビジョンをもう一度観たい、と思ったので、ワンダビジョンがよく出来てたなというのを改めて感じたのでした。
デアデビル:ボーン・アゲイン(2025)
ドラマシリーズがあまりうまくいかない中、Netflix で制作していたシリーズをリブートするのかと言われていたけど、実は続編でしたーという作品になってます。これの前振りとしてはエコーがあり、という感じの構成になっていて、一方シーハルクに出ていたデアデビルは無かったことになっており、クロスオーバーで色々とやりすぎ感を改めて感じました。とはいえ、Netflix の頃のデアデビルが帰ってきたのは正直嬉しかった。
アイアンハート(2025)
ブラック・パンサー/ワカンダ・フォーエバーで映画デビューした、アイアンマンの後継者としてのキャラ、リリ・ウィリアムズが主人公のお話です。が、そういう立て付けでスタートしているのですが、話としては破綻していく内容で、よくこれで放送することにしたな、って個人的には感じたダメドラマでした。
フェーズ6
フェーズ4の頃のドラマはそこそこ良かったけど、フェーズ5でイマイチ感が続いた状況でフェーズが切り替わります。このフェーズの最初の映画はファンタスティックフォーということになっています。
ワンダーマン(2026)
ということでワンダーマンを観たわけですよ。まず、ディズニー+ としては全話一気に放送というところにやる気の無さを感じましたが、内容は引っ張っても観てもらえないかも?的な仕上がりでした。
売れない俳優の主人公と、そこに接触してきたトレヴァー・スラッタリーとのバディ映画となるわけです。そもそもトレヴァー・スラッタリーって誰やねん!って最初の頃から MCU の映画を観てないとわからないわけですが、アイアンマン3で出てきた架空のテロ組織マンダリンに雇われた俳優で、その後映画シャンチーで久しぶりに現れてということで、今回はどちらかというと彼を深掘りする話にもなっているわけです。
MCU のシリーズ物と考えるとイマイチ感があるのですが、単独のドラマとして考えたらそこそこ楽しめた感じです。ある意味、面白いバディドラマという感じでしたね。
ネタバレは書かないのですが、果たしてこの後ワンダーマンの作品が終わったあとの流れ、どうするんでしょうか?デアデビルとかに出てくるの?デアデビルはニューヨークで、この作品はロサンゼルスが舞台でそれはないか。とりあえず、続けるとしたら単独作品として、があるのかどうかはわかりません(あまりマーベルのドラマはシーズン2を作らない)、どうするんでしょうね。
今後の予定
まだフェーズ6の途中で期待されているドラマ関連の作品はこんな感じです。
- デアデビル:ボーン・アゲイン シーズン2 (2026年3月4日)
- パニッシャー
- ビジョンクエスト
パニッシャーはデアデビルからのスピンアウト、ビジョンクエストはワンダビジョンからのスピンアウトの作品ということで、どれも前作を観てないとちょっと話がわからない、という感じになっています。どれも個人的には楽しみなのですが、新しく観る人にとってはハードルの高い作品ですよね。
ヒーロー映画疲れという話もあるけど、一定の前提知識があれば楽しめる映画、それが今は予習なしでは楽しめない映画が増えた、、、ってのが楽しさの質を変えた気がします。ある意味、全てやり直しの DC 映画シリーズのスーパーマンはスッキリしてて楽しめたので、ああいうのでいいんだよねって気がします。
今年は久しぶりにアベンジャーズあるので楽しみですが、どちらかというと久しぶりに観る X-Men の人たちがどういう風に映画に絡むのかが楽しみです。