
AYANEO AIR 1S Ryzen 8840U レビュー
前回の記事でモバイルゲーミング PC をいろいろと試した結果、AYANEO AIR 1S Ryzen 8840U に落ち着いたという話をしました。今回はこのデバイスにフォーカスを当ててのレポートです。
この製品は以下の URL から購入できます。
PC のスペック
改めてこのデバイスのスペックを見ると、以下のようになっています。
- AMD Ryzen 7 8840U
- 32GB + 2TB SSD
- 5.5 インチディスプレイ(1920x1080)
- Windows 11 Home
- 450g
重要視したのは本体の重量でした。実際に計量している写真でもこんな感じです。
軽くないと持ち歩くのも大変だよね?というのをこれでクリアした形です。実際に Nintendo Switch シリーズと比較してみましょう。ちなみに Switch に関しての重量はジョイコン込みです。
AYANEO AIR 1s | Switch EL モデル | Switch | Switch 2 | |
---|---|---|---|---|
液晶 | 5.5 インチ | 7.0 インチ | 6.2 インチ | 7.9 インチ |
重量 | 450g | 420g | 398g | 534g |
画面は小さいながらも、とはいえ、軽さという点では PC の位置づけでは非常に頑張っている状況です。ゲームで遊べる時間は当然ながら Switch には勝てませんが、しかしながら PC ゲームが動くという点はコンテンツのレベルが違う形です。もちろん、Nintendo Switch 2 になれば PC ゲームで提供されていたゲームも対応するとはいえ、この場合は重量に関しては AYANEO AIR 1s のほうが軽いのです(画面は小さいけど)。ということで、スペック的には満足
ベンチマーク
実際にこのマシンに対して、ベンチーマークテストをしてみたいと思います。
CrystalMark Retro

結果としては デスクトップ PC のスペックに比べると、CPU が比較的新しいとはいえスコアとしては負けている状況です。とはいえ、内蔵の GPU も含めて、全体的に良い結果が出ていることに関しては満足です。
ファイナルファンタジー
CrystalMark Retro と合わせて、ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマークも確認します。実行する条件は以下のよう設定しました。
- 高品質(ノートPC)
- AMD の FSR をオン
ノート PC のため解像度がデスクトップの画面サイズではなく、デバイスのサイズに落として実行する形となります。

さすがに高品質では快適の結果となりませんでしたが、普通に遊べるスペックになっているのがわかります。私が遊んでいる Steam のゲームのことを考えると、ここまでグラフィック求めらえることのない少し古いゲームを安く買って遊んでいる程度なので、基本問題なく遊べています。
これからもゲーミング PC のモバイルの市場は Xbox が出るのでは?と元気な市場になりそうですが、しばらくはこれでいいかなってデバイスにようやく出会えた感じですね。