GPD WIN4

モバイルゲーミング PC をいろいろと試しました

2025/06/01

数年前からゲーミング PC に興味を持ち始めて、今は Ayaneo Air 1s 8840u のマシンを利用しています。これまでの経緯も含めて、このデバイスにたどり着いた理由を今回はまとめてみます。

ゲームをするマシンは何がいいか?

ゲームに関しては昔からずっと時間があればやっていたのですが、ここ最近は仕事も忙しかったりと、なかなか時間が取れなくなり、疎遠になってきました。とはいえ、Xbox の新しいマシンが出たら購入し、Play Station もすべて購入して家に置いていました。が、どれも久しぶりに立ち上げたらアップデートが走り、結局時間ゲームをする機会が減っていったという形でした。

一方、Nintendo Switch を購入して時間があればゲーム、というのもできなくもないのですが、新しいゲームをするというより、古いゲームを積んでおいて時間があればやる、というスタンスだったりするので、マリオが出たらやる、という任天堂のゲーム専用マシンにどうしてもなってしまいました。

とはいえ、PC ゲームをするためのマシンはどうしてもデスクトップ、というイメージで結局コンソールマシンでゲームしない私には向かないなぁ、、、と考えていました。が、しかし、2022年末に個人的にはびっくりしたのが Steam Deck の発表です。ちょっと試してみてもいいんじゃないかな?

というところから、沼に入っていきました。

いくつか試したゲーミング PC

これまでいくつかのゲーミング PC を試していきました。その経緯を少しまとめていきます。

Steam Deck

最初のきっかけのマシンは Steam Deck でした。上にも書きましたが、全世界で販売開始となりつつも日本では 2023年1月にようやく予約ができて、手に入れることができました。

steam deck.jpg

スペックはこんな感じです。

  • AMD Custom APU 0405
  • 16GB / 256GB SSD
  • SteamOS
  • 7インチ タッチ対応
  • 669g
  • 価格 ¥79,800

この AMD Custom APU というのが CPU も GPU も含めたものになっており、ゲームをするための十分なスペックを備えている形でした。また、SteamOS となっていますが、Steam で提供されている PC ゲームがほとんど動く、Linux ベースの独自 OS が提供されています。

購入して PS4 で持っていたんだけど比較してみようとスパイダーマンを Steam で購入、、、めちゃゲーム動く!それもこんな小さなデバイスで!このタイミングで、一気にゲーミング PC はモバイルで良いんじゃない?という感じでした。

GPD WIN4

Steam Deck には Windows を入れても動きます、ということではありましたが、Windows が動いたほうがゲームの選択肢は増えるな( Xbox Game Pass を当時契約していた)ということで、わずか半年で持っていた Steam Deck は知人に中古として買ってもらい、2つ目のゲーミング PC として GPD WIN4 を購入しました。

購入履歴を見ると、2023年4月に購入、5月に手に入れています。当時のスペックはこんな感じです。

  • AMD Ryzen7 6800U
  • 32GB + 1TB SSD
  • 6インチ液晶
  • キーボード付き
  • Windows 11 Home
  • 598g
  • 公式サイト

この時は、なんとなくキーボードがあったらいいんじゃない?Windows パソコンとしても使えるよね?って感じでキーボード付きのモバイルゲーミング PC が出た!ということで予約販売の時に早速購入、届いて遊びました。

実際に Steam Deck との違いは公式サイトに掲載されていますが、Steam Deck よりも小さい!そしてスペックも高い!そして軽くなったという点で、これで十分遊べるなというイメージを持ちました。

とはいえこのデバイスも長く続きませんでした。

Lenovo Legion Go

軽くなった GPD WIN4 とはまた違うアプローチの製品で、Lenovo からゲーミング PC のブランドである Legion の名前を利用した Legion Go がは 12 月に発表されました。このデバイスは 8.8 インチのディスプレイで Nintendo Switch みたいにコントローラーが外れるのです。これは!と思いませんか?私は思いました。

スペックはこんな感じです

  • AMD Ryzen Z1 Extreme プロセッサー
  • 16GB + 512GB SSD
  • 8.8 インチディスプレイ (2560×1600)
  • Windows 11 Home
  • 639g 本体、215g コントローラー

本体は立てることができるスタンドがついているため、机とかにおいてゲームをする場合にはコントローラーを外せばいいです。また、8.8 インチのディスプレイなので、なんならマウスとキーボードをつなげたら仕事できるんじゃないか?と思って購入をしました。

ええ、老眼で小さい字が見れなくて、昔なら歓喜するような環境ができたのですが、そんなにうまくいくわけがありません。だったら画面が大きいほうがいいんじゃ?ということで、なんならゲーミングノートパソコンで良いのでは?と思い始めてしまいました。

HP Pavilion Aero 13-bg

そこで白羽の矢が立ったのは HP のノートパソコン、1kg を切る軽さで AMD Ryzen 7 8840U を搭載しているノートパソコンが発売されました。2024年7月に購入した形ですが、今でも発売しています。当時に比べてお安くなっていますね。

スペックはこんな感じです

  • AMD Ryzen 7 8840U
  • 16GB + 1TB SSD
  • 13.3 インチディスプレイ(1920×1200)
  • Windows 11 Home
  • 990g

Legion Go よりも少し重いだけで、PC にもなります。これでいいんじゃないか?って思うわけですが、仕事で使うにはメモリが足りない(32GB 欲しい)ということで持ち歩くことがなく、利用頻度はそれほど上がりません。

すっかり忘れていました。持ち歩けるモバイルゲーミング PC が欲しいんじゃなかったけ?ということで今のデバイスに落ち着きました。

ちなみにこのマシンでは、ファイナルファンタジーのベンチマークを実行してその時の画像を今も持っていたので、ここに張っておきます。

hp.png

AYANEO AIR 1S Ryzen 8840U

気づいたらノート PC のサイズまで大きくなってしまった私のゲームマシンを、もともと欲しかったモバイルに戻したい、ということで改めていろいろと製品を確認していきます。そして、探していたころにスペックがアップデートされた、今も使っているデバイス AYANEO AIR 1S 8840U にたどり着きました。

そして、このデバイスのスペックは以下の通りです。

  • AMD Ryzen 7 8840U
  • 32GB + 2TB SSD
  • 5.5 インチディスプレイ(1920x1080)
  • Windows 11 Home
  • 450g

製品は以下のページから購入できます(今は 16GB + 512GB のモデルのみですね)

ようやく私が使いたいデバイスにたどり着いた感があります。新幹線で長時間乗るようなときは、カバンの中にこれを入れて、ゲームする余裕があったらゲームしていたりします。娘が寝たあと、枕元に置いていたこのゲーム機でちょっとゲームします。そうですよ、こういう使い方をしたかったんだよ!

さて、このデバイスのレビューはまた次の記事で紹介をします。