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シドニー出張メモ - オーストラリア入国にあたって

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フライトの手配、そして ETA の手配と進めていきました。コロナ対策なども含めて、オーストラリアはどういう感じになっているのか?事前の手続きは?に関して今回はまとめていきます。ちなみに手続きに関しては、DPD の後に紹介している内容が手続でそれに関連する情報を前振りとして入れています。急ぎの方は DPD からどうぞ。

公式サイトのチェック

まず最初に、オーストラリアに向けて移動する際の公式情報に関しては、以下のサイトをチェックしておくのをお勧めします。このブログは掲載したらその場で止まりますが(必要に応じて更新しようとは思いますが)、最新では状況が変わっているかもしれません。

上記のページを参照すると、以前記載したフライトの情報なども掲載されていることがわかります。

今回は ANA を使うことになったので、上記のページは参考までに、手続きに関しては以下のページを参考にしました。ページの日本から海外へ出国されるお客様のタブを開きます。

航空券を購入する際にメールアドレスを登録しておけば、事前にメールが届くようになります。

ANA Travel Ready

上記で紹介をした ANA のページから海外に出ていくためには ANA Travel Ready のページに移動することになります。Internet Explorer 以外のブラウザでアクセスする必要があります。もう流石に使っている人はいないだろうけど、念の為って感じでしょうか。

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アクセスをすると、渡航書類事前確認のページに移動します。

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ざっと項目を見るとわかりますが、書類を事前に揃えておけばチェックインの時に搭乗券が発行される形となります。書類が揃っていない場合はチケットカウンターで対応してくれると思いますが、書類が足りなければ乗れない可能性もあるって感じでしょうね。ということで、事前のチェックをしてもらうためにこのサイトから申請をしていきます。

渡航先の入国条件確認

STEP 1 のページをクリックすると別のページに飛んでいって、渡航先の情報を確認することができるようになっています。

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単にシドニーに行くだけであれば、オーストラリア行きのルールがガイドとなります。乗り継ぎは対象ではないので必要となるのは実質2つとなります。

  • Digital Passenger Declaration (DPD)
  • ワクチン接種証明書

またマスクに関しては空港、機内では必須と記載されている感じです。街中ではマスクは任意になります。マスクは帰りのことを考えると予備を含めて持って行くのがいいでしょうね。この2つに関して、確認をしていきます。

ワクチン接種証明書

ワクチン接種証明書に関してもアプリを提供しています。このアプリはマイナンバーカードと連携する形で動作しています。このため、アプリを利用する際にはマイナンバーカードとパスワード、また海外用の証明書を取得するためにはパスポートが必要となります。アプリのインストールは以下から実行できます。

ワクチン接種済みであれば、マイナンバーカードを利用してアプリで参照できるようになります。その際に、海外用も含めて作成するときは、パスポートの情報が必要になりますので、パスポートと合わせて接種証明書を取得してください。

補足 ワクチン接種証明書ですが、アプリのスクリーンショットに関しては複数に分けて、どのワクチンなのかがわかるようなスクリーンショットにするのがよさそうです。1枚に編集して添付したのですが、文字が小さい(拡大すればくっきりなのですが)と再申請になりました。

ANA

DPD

必要な手続きその1となる DPD に関する公式サイトは以下のページになります。

この手続きは渡航の1週間前から可能となりますので、早めに手配をしておこう、という手続きができないのが残念です。必要な情報は以下の通りです。

  • パスポート情報
  • 連絡先 オーストラリアでの滞在先や連絡先
  • フライト情報
  • 過去 14 日間の渡航歴
  • ワクチン接種情報・医療免除の証拠

アプリは以下からダウンロードをすることができます。

アカウントの作成

アプリをインストールしたらアカウント作成、情報の登録という流れで進めていきます。ストアからアプリをダウンロード、インストールを実行します。

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アプリを立ち上げて初回はアカウントの作成です。

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アカウントを作っていきます。名前、メールアドレスなどとなりますが、メールアドレスには確認コードが届きます。

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確認コードが届いたら、入力しますが、迷惑メールフォルダにメールが入っているかもしれません。迷惑メールフォルダを確認しましょう。「

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旅程、プロフィールの登録

アカウントの作成が完了したら、続いて旅程を登録していきます。

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まずはフライトを検索します。取得済みのフライト番号を入れるだけで見つけれます。

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フライト情報に間違いがないかを確認してください。

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続いてパスポートを用意して写真のあるページをカメラで撮ります。

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成功したらデータが表示されます。間違いないと思いますが念の為確認をしてください。

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続いてパスポートのチップ情報を取得します。場所はスマートフォンによって撮り方が変わる形になるので要注意ですが、頑張ってチップとセンサーの場所を合わせてください。

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センサーでチップを見つけると速やかにデータを読み込みます。

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パスポート情報のレビューが改めて出てきます。チップから来てる情報なので問題ないはずですが、念の為確認をしておきましょう。

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続いて今の写真を撮ります。インカメで自分で撮りますのでいい顔をするのをお勧めします。

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こんな感じです(一部隠してます)。

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続いて旅行に関する情報の確認の画面となっていきます。まず最初の質問はオーストラリアに向かう直近 14 日の間にどこかに行ったか聞いてきます。東京都から出ていない私は、もちろん No です。

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オーストラリアで乗り換えか?は No、州間の移動があるか?となるとこれも No です。

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オーストラリアに住む予定もないので次の質問も No、訪問予定と日程を入れていきます。

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連絡先を入力して

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旅行に関する情報の入力は完了となります。

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ワクチン接種情報の入力

続いてオーストラリア入国に際しての必要となる検疫の情報を入れていきます。州によって取り扱いが違うのですが、シドニーに関しては以下のようにこのブログを書いている日付現在では設定されています。

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今回は3つ目を選択します。

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念の為確認の画面が表示されて、完了となります。

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残るは健康に関する情報、ここにワクチン接種情報を入れて行く形です。オーストラリアの市民権持ってるかどうか、を聞いてくるのとオーストラリア政府が承認したワクチンを接種しているのかどうか、という設問になります。日本はファイザー、モデルナの人がほとんどだと思いますのでこの部分はクリアできます。ここは No, Yes を選択します。

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ちなみにワクチン一覧はこんな感じです( 2022 年 5 月 30 日現在 )。

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ワクチン証明書ありますか?という画面に出てきますが、QR コードはオーストラリア政府の発行しているもののみが有効となるため、日本のものは使えません。ということで、No を選択します。

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No を選択するとワクチンを何回接種したのかどうかの回数が表示され、その後いつどのワクチンを接種したのかという情報を入力して行く形となります(ここは画面は省略します、個人情報でもあるので)。また接種済みの証明書をアップロードする形となり、ここで日本のワクチン接種証明書の画面をアップロードしておきました。

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これでワクチン接種証明書に関しても登録が完了となり、手続きが終わりとなります。

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登録完了で全ての項目がクリアとなりました。

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これで事前の準備が一通り整いました。

ANA の事前申請を進める

事前申請に必要となる2つの書類はそろったでしょうか?書類以外には、以下の内容が手元にあると進めていくことができます。

  • 飛行機のフライトの日付
  • 便名
  • 予約番号
  • 搭乗者名
  • メールアドレス
  • パスポート情報(パスポート番号ではなく重要情報のスクリーンショット)

が必要となります。これらが揃ったところで、申請を進めていきます。改めて以下のページにアクセスしましょう。

Step 2 の事前確認をクリックすると以下の画面に切り替わります。

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出発日、便名を入れると入力画面が増えて、予約番号、名前、メールアドレスを入力する項目が表示されます。これは適宜取得しているチケットに合わせて入力してください。

あとは事前に用意している添付ファイルをアップロードしていきます。

  • パスポート: パスポートの写真が掲載されているページの写真を撮ってアップします
  • 査証・居留証・永住許可: 前回取得している ETA に関して、メールで PDF ファイルが届いているのでアップロードします
  • 渡航に必要なその他書類: DPD の登録済みの画面をスクリーンショット、1画面で取れなかったので2つにして登録しました。
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入力項目に不足がないか確認をして申請をします。

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申請書番号はメールでも届きます。この番号とメールアドレスで申請状況に関して確認を取ることができるようになっています。

ちなみに 30 日に申請しましたが、早くに出せば早く確認してくれるわけでも無いようで、いまだに確認待ちとなっています。

まとめ

今回はオーストラリア入国に向けての手続きを確認していきました。Digital Passenger Declaration に関しては1週間前からの利用ということになるため、個人的には飛行機のチケット手配の後すぐに実行したかったのですが、これは仕方がないというところでしょうか。さて、これで準備は完了しました。次回はシドニーに到着後にレポートを上げたいと思います。