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大江戸ナイトラン 2022 走ってきました

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これまで走ったことのあるレースの最長は 100km で、それよりも長いレースにチャレンジするべく大江戸ナイトラン 115km にチャンレンジしてきました。その時の模様を思い出しながらブログにまとめておきます。

大江戸ナイトランとは?

川越をスタートして都内を走って川越まで戻るというウルトラマラソンで、道路を封鎖するわけでもなく、ゼッケンをつけて通常の道路を走っていく、もちろん信号を守りながらというレースになります。マラニックと違うのは、しっかり走り続けないとゴールできないようなタイム設定になっているので、終わってから思うとタフでした。

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レースの流れ

夜 10 時にレースはスタートです。大江戸ナイトランの参加者は一斉スタートなのですが、何かスタートラインがあるわけではなく、コースに並んで時間になると一斉にどん、という感じです。この写真はゴール地点となる場所での記念撮影です。

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スタートをすると街中を走っていきますが、コースはなるべく信号や人通りが少ないところが設定されている感じです。なので団体で走っていきますが、自然とグループが分かれていきます。序盤は体力がまだまだあるので、その間に貯金を作っておこうということで少し早いかな?って感じのペースの団体についてきます。

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18km ぐらいまでなんとか着いていきましたが、さすがにそのペースでずっといけるわけでもなく、左膝がちょっと痛くなってきたのでペースを落としました。そこから第一チェックポイントまではマイペースで、、、といきたかったのですが、左だけでなく両方の膝が痛くなってしまい、ペースを落としながらチェックポイントまで行きます。4 時間 33 分で第一チェックポイントに到着です。そこではいろいろ給食が出ていましたが、あまりのんびりできない、ということで、そそくさとランを再開します。

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都内に入ると写真を撮ってコース通り走ったのかどうかをチェックするため、フォトスポットで写真を撮っていきます。最初は都庁。

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続いて国立競技場。

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フォトスポットではありませんが、会社の前も走るんですよ。私設エイドやってもいいのかも?!とか思いました(笑

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そして東京タワー。

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からの東京駅。

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東京駅と走っていきます。写真を見てもらうと真っ暗、まだ始発も動いていない時間帯に走っているのですが、前にも後ろにも同じレースに出ている人がちらほらいるので、寂しくありません。むしろ、2週間前にコースの試走をしていたのですが、道を知っているので他のランナーが着いてくる感じです。

2つ目のチェックポイント、馬喰エイドまでスタートをして 54km の地点になりますが、7 時間半ぐらいで到着しました。足が痛かったのは都心に入って交差点も多く、信号に引っかかるたびに休憩となるため痛みはあまり出てこなくなり、信号を見ながらしっかり走れていた気がします。

チェックポイントではきりたんぽやおにぎりを頂きます。

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再開した時に空を見上げると、明るくなってきました。信号に引っかかったタイミングで夜のための反射板やライトをリュックに入れて、勝鬨橋まで走っていきます。ここも写真のポイントです。

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この写真を見るとわかりますが、朝日をここで見るわけです。スタートして 8 時間 15 分、とうとう日が出てきて気温が上がっていきます。ちなみに夜中は走っていると暖かく感じるかたちで、手袋も明け方欲しくなった程度で全然寒く無かったのです。そして天気予報は曇りだったのに、朝から太陽が出てきてますよ、どうしますか。

勝鬨橋から両国を経由して東京スカイツリーの麓にある第三チェックポイントに到着です。ここまで、膝が痛いのももう過去のもの、むしろ全身あちこちが痛い感じで、あとは頑張るしかないかって感じで走ってました。

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ここでも軽く食べましたが、そそくさとレースに復帰、すぐそばにある 67km でスカイツリーの麓で写真を取りました。フォトスポットのはずなのに、みんな写真撮らないな、、、と思ったら私の勘違い、まぁチェックポイント近いしね w ということで次の写真スポットの浅草寺に行きます。

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ここではトイレに行ったり飲み物を購入して飲んだり、浅草寺の中は走るのはちょっとやめておこう(まぁ、普通にみんな走ってたけど)とのんびり観光をしながら、外に出たらランを再開。最後のフォトスポットに関しては鳥越神社の写真を撮ればこれで写真は気にしなくても良くなります。

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ここから赤羽に向かって走っていくわけですが、ここのコースを私は完全に勘違い、周りの人が行く道についていくことでで無事コースを走れました。周りの人に感謝感謝です。あとみんなと一緒に走る感じになったので、ちょっとだけ気が楽になりました。

そして4箇所目のチェックポイント、なのですが第3チェックポイントから第4チェックポイントは本当に長く感じました。88km 地点なので、20km ちょいの移動でしたが、体力が減ってきてるのもあるのと知らないところを走るって時間が長く感じますね。

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ここではおにぎりをいくつか食べて、そして1つおにぎり持ってレース再開です。しばらくすると荒川の河川敷を走ることになります。

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写真を見るとわかりますが、めちゃくちゃ晴れています。めちゃくちゃ暑いです。Garmin の記録としては 27 度になっています。走っているうちに 30 度を超える中で走るのが辛かった。90km はすでに荒川に突入しているので、残り 25km という感じです。残り時間は 5 時間ちょいなので、時速 5km で行けばゴールできる、走れば時速 5km よりも早く移動できるはずなのでいけるはず、っと思って頑張ります。

ちょうど 100km のところで秋ヶ瀬のチェックポイントです。

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残り 14.5km 、あれ?!って思ったのですが実は 115km のコースといいながら 114.5km なんですよね。少し短くなってラッキーって感じです。そして時間は残り3時間半!なので相当歩いてもゴールできるということで、無理せず歩き、気が向いたら走ります。

そして3時間後(本当に時速 5km でした)、無事ゴールできました。

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いやー、本当に疲れましたが達成感は半端ありません。レース終了後、荷物を持って温泉に、お風呂に入って体をほぐしたつもりでしたが、身体中が痛くて痛くて、これはお酒を飲むのもやばいかも、って感じで結局家に帰っておにぎりを2つ食べて寝たのでした。

感想

私が走ったレースは 115km ということですが、これよりも長い 200km の人たちとも一緒に走ることになります。私よりも先に 90km 近く走っていた人たちが、「がんばって」って私を応援しながら追い抜いていきます。凄すぎます。

そして最後のチェックポイントを超えると、前からもランナーがきます。その人たちは 230km の人たちで、ゴール地点がエイドで折り返して秋ヶ瀬まで戻ってもう一度ゴールに行きます。それ必要なの?って感じのコースなのですが、その人たちも「頑張って!」って応援してくれます。なんか恥ずかしくて、前から人が来たらつい走っちゃいましたよ。

100km を超える距離のレースとして初めてでた 115km のウルトラ、とはいえ、信号を全て守る、という形で通常と違うレースでもあり、かつ制限時間 19 時間という感じで地味に後半に貯金があって歩けたけど、前半頑張って貯金作らなかったらやばかった、、、って感じでしょうか。

レース後はもう出たくないと思いましたが、今はもう一度出てみてもいいかな、と思うようになりました。