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四万十川ウルトラマラソンを走ってきた(エピローグ)
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- Shinichi Haramizu
- @haramizu
前回まで、前後編という形でレースの前日、当日の模様を紹介しました。終わってからの総括、ということでエピローグ編を追加してみることにしました。
このブログ記事は 2016 年 10 月 16 日 に開催されたマラソンの感想です。
フルマラソンで初めてゴールしたのは 2008 年 6 月になります。それから 8 年と少しで数多くのレースに出てきました。
当初は「35 歳も超えると太るだけだし運動してなかったら体力落とすな」「体力なくなると、いろいろと嫌だから、ジムで運動でもするか!」とジムに行くものの、マシンでトレーニングをするのが詰まらなくて、外で走ってみると楽しい!それが 2007 年の夏でした。どうせならマラソンに出てみるか!ということで、最初に走ったのが千歳マラソンでした(その後、今年まで毎年出ています)。
その後、「せっかくだからホノルルマラソンに出てみよう」「ニューヨークマラソンって出てみたいよな」とか、海外マラソンに毎年 1 回は出る取り組みをして、旅行に行くのと合わせてボーナスっぽく楽しんでいました。
ある日、飛行機でどこかに移動中(出張だったのか、旅行だったのかわからず)に「サロマ湖ウルトラマラソン」の記事がありました。なんと 100km のレースがあるのは知っていたのですが、これを 10 回ゴールすると「サロマンブルー」という称号が手に入り、特別なゼッケンが貰えるということじゃないですか。
この時、一度 100km を走ってみたい、そう思ったのです。
これは別に、マラソンのレースに出ていると同じ趣味の知人も増えていきました。
あるレースの帰り「自転車を買って、トライアスロンでも皆でやってみましょうか!」という話になります。みんなはその翌年出場、ただ私はそのころ転職をしてすぐにレースに出れず、2 年ほど遅れてトライアスロンを開始しました。
それが 2012 年 5 月で、新島のトライアスロンです。このレースにゴールできると、衝撃のアドバイスを貰います。
「3 年後はロングでゴールできるよ」
新島のレースの 4 倍近い距離があるレースに出てゴールできるんだろうか?そう思いながらも、翌年にミドルのレースに出てゴール、そして 3 年目には 5 月に新島、7 月に徳之島のミドル、そして 9 月に佐渡のロングということで、達成できました。
達成した時に、私の頭の中に改めて思いました。
「改めて 100km にチャレンジしたい、トライアスロンロング出来たから、次は 100km だろう」
でした。無理、と思うと何事も出来ない。そしてチャレンジする機会があるのであれば、トライアスロンのロングのように、覚悟と少しの練習に違いない、と思ってエントリー、すると当選しました。
そしてなんと!初めてのウルトラマラソンチャレンジで、無事ゴールできました。
知り合いの中には、レースに出ても足が痛くなって関門に引っかかるとか、私よりもフルマラソンのタイムが早い人たちでさえもゴールできない。ただ私にあるのは、粘りある走り、どのレースでもこれでゴールをしています。トライアスロンのロングも、ギリギリゴールできる程度なんです。
私は小さいころ、足の病気になり、1 年ほど運動ができませんでした。松葉づえをついていました。ペルテスという病気で、今もそういう子供が病気と闘っています。私は、この病気に負けることなく、親からは健康な体を貰い、こういうタフなレースでも走り切る、そういう根性も持つことができました。
幸せを感じることができるのが、幸せなことを考えると、本当になんちゃってアスリートですが、感謝感謝です。
私が「もう 100km には出ない!無理!」とレース終わってから言ってしまいました。笑いながら、「それでもまた出たいと思うのがウルトラマラソンなんだよ(笑)」と言われましたが、気持ちわかります。来年、サロマに出てみようかな、、、と思っています。
そのために、まずは頑丈な体と下半身を作っていこうと思います。来年は、トライアスロンのロング&ウルトラマラソン 100km の両方を改めて達成したいと考えています(今年は宮古島トライアスロン+四万十ウルトラ)。
自分でリミッターをかけるのは勿体ないので、引き続きいろいろとチャレンジしていきたいと思います。お仕事もね。