Outlook 2010 で複数の Exchange Server のアカウントを利用する

7 07 2010

メール、スケジュール、連絡先などを一元管理できる Outlook は、使いこなせばもう他のメールソフトは使えなくなります。当然ながら Exchange Server との相性は非常にいいので、Exchange Online を使う場合は、Outlook Web Access ではなくぜひ Outlook を使っていきたいところです。

そして、最新バージョンの Outlook 2010 からは複数の Exchange Server に同時接続できるようになりました。これまでは、Outlook のプロファイルの切り替えをする必要がありましたが、今後はそういう必要はありません。

ではどういう風な手続きになるのでしょうか?すでに Exchange Server につながっているプライマリのメールアドレスがある、という状況から追加をする手順を紹介します。

まず普通に Outlook 2010 から追加をしようとしたら、こんなダイアログが出てきます。ということで、Exchange Server 複数設定をするときは、コントロールパネルから設定をする必要があるということですね。

Outlook2010

ではコントロールパネルを開いて、「メール」の項目を調べましょう。Windows 7 であれば、右上の検索ボックスに「メール」と入れるだけでフィルタされます。便利ですね。

Outlook20101

メールをクリックすると、設定画面が出てきます。

Outlook20102

ここで、「電子メールアカウント」のボタンを押しましょう。

Outlook20103

既存のアカウント(黒塗りさせていただきました)が表示されていれば、1つ目の Exchange の設定は完了しています。そして、メールボックスを追加するということで「新規(N)…」のボタンを押します。

Outlook20104

追加をするのは電子メールアカウントなので、このままで「次へ」のボタンを押します。

Outlook20105

ここで、メールアドレスなどで Exchange Server の情報を引っ張ってこれる場合は、名前、電子メールアドレスなどを入れて、自動的にサーバーの設定も進めてもらいましょう。

ただしこれでうまくいかない場合、一番下にある「自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)」をクリックします。

Outlook20107

ここでサーバー名や、詳細設定のボタンを押して認証サーバーの設定や、「HTTP を利用して Microsoft Exchange に接続する」などの設定を進めて、名前の確認ができれば設定は完了です。

Outlook20108

これで設定は完了です。

ちなみに注意点を1つ。2つ目のアカウント以降に関しては Outlook を立ち上げるたびにパスワードを入力しなければいけません。1つ目はデフォルトの認証で、2つ目はそれ以外の認証ということを考えると、まぁこれはセキュリティ上仕方がないとは言えますね。ただ、これだけなので、プロファイルの入れ替えをしなくてもいいというのは、本当に助かります。

Outlook20109

BPOSを使う人、Exchange Server をメールサーバーで利用する人、などなどこれは非常に便利な機能ですので、Office 2010 にバージョンアップをするのはお早めに。





Microsoft Online Services – 正式サービスに切り替える

15 06 2010

30 日無料期間は少しでも長めに使おう、ということでまだ課金情報を登録していませんでしたが、残り 5 日となったこともあり、すでに設定は一通完了しているので、クレジットカードを登録して正式に利用できるようにします。

実際に1週間前にはこんな感じのメールが来ます。

bops order1

Microsoft Online Services カスタマーポータルをクリックします。URL は Microsoft Online Customer Portal ということで mocp と覚えるといいです。

bops order2

サインインをして、サブスクリプションをクリックします。

bops order3

まだ購入をしていないので「今すぐ購入」のボタンが表示されていますので、このボタンをクリックします。

bops order4

必要なライセンス数に変更に変更をします。私は 5 ライセンスを利用することにしています。

bops order5 クレジットカードの課金を選択します

bops order6 クレジットカードの情報を入れましょう

bops order8 署名をしましょう。半角スペースを入れるのがポイント

bops order9 ライセンス数など一通り確認しましょう

bops ordera これで注文番号が表示されて終わり。

ということで、手続きは一通り完了となります。サブスクリプションのページに行くと、購入ボタンが無くなっていて、アクティブになっていることがわかります。

bops orderb





Microsoft Online Services – SharePoint Online の設定

27 05 2010

ブログでは、すでに Exchange Online と Office Communications Online の設定が終わっており、あと利用するサーバー側の設定としては SharePoint Online を残すのみです。実行するタスクにも、残りはポータルのセットアップが記載されている程度です(最後のは、すべてセットアップしたら消え去りました)。

SharePoint

ということで SharePoint セットアップしていきましょう。設定はそれほど難しくありません。まずは設定画面として以下の画面が表示されます。

SharePoint

タイトルには運用するポータルサイトの名前を、説明にはポータルをどういう風に使うポータルなのかを記載します。また、アクセス権をつけるメールアドレスは管理者を追加しておきます(他のユーザーをつける場合はあとで大丈夫)。容量を選択して、「作成」を押せば、それで完了です。

SharePoint

上記のように作成されました。作成されたポータルは、一覧で以下のように見れます。

SharePoint

SharePoint Online の使い方は今後紹介をすることがあるかもしれません。とりあえず、これで SharePoint の環境を手に入れることができるわけです。便利ですね。





Microsoft Online Services – カスタマーポータル – ライセンスの追加、パートナーの設定

26 05 2010

初回の 30 日無料期間が終わるころには、どういうライセンスが必要なのか?などをある程度明確にして、その分購入するとかしなければいけません。それをするのが、カスタマーポータルのサイトです。サイトの URL は公式サイトにもヘルプで記載されていますね。

ログインをするとこんな感じでサブスクリプションが設定されています( 30 日無料評価期間 )。

mso subscription 1

詳細の部分にマウスカーソルを合わせると、現在持っているライセンス情報が表示されます。

mso subscription 2

ということで、試用版で 20 ライセンス持っていることがわかりますね。期間も限られています。

ここで、まずはパートナーの設定をしてみましょう。パートナーは、この BPOS を利用する上でのサポートをしてくれる会社を指定する形になります。私は、信頼のオルビスにお願いしています。パートナーの追加・編集を選択して「移動」ボタンを押すと以下の画面になります。

mso subscription 4

ここで、自分のサービスのサポートをしてくれるパートナーを設定してください。私の場合は上記の画面のようになっています。ここでパートナー ID を入れて検索をすると、以下の画面になります。

mso subscription 5

パートナーがどういう形で表示されているのかを確認し、正しければそのまま次のページで同意をして、完了となります。信頼できるパートナーを探して設定をしておけば、困った時にサポートをしてもらうことができます。

では続いてライセンスを購入するときの手順を紹介します。これは最初の無償期間の間に一度は有償に切り替えないといけない時のアクションです。

mso subscription 3

ポイントは、無償期間は 20 ライセンスなので購入するときは必ずライセンス数についてはきちんと確認をするというところでしょうか。私は 5 ライセンス(最低はこれです)でまずはサービスを使うことにします。

なお、サービスのタブを押せば、さまざまなサービスを追加購入することができるのがわかります。Exchange Online でも OWA だけでも、とか安いものを追加できたりしますので、運用状況に合わせてご購入ください。





Microsoft Online Services – 覚えておきたい URL

26 05 2010

BPOS を使う上で、ブックマークに入れずとも覚えておきたい URL は以下の 2 つです。

極端な話、ユーザー管理などもしないのであれば、下の home.microsoftonline.com を覚えておけば OK です。https にしていなくてもリダイレクトされますし、地域の URL には適宜リダイレクトされます。

その他にも、地域の URL なども用意されています。詳しくは公式サイトをご覧ください。





Microsoft Online Services – Business Productivity Online Standard Suite ってなに?

22 05 2010

マイクロソフトが提供している、Microsoft Online Services とはなんでしょう?サービスとしては色々なものが提供されています。たとえば、Exchange Online だけを利用する(月々の価格は安いです)ものから、SharePoint Online 、Live Meeting などもセットになった Business Productivity Online Standard Suite などがあります。製品のラインナップ は公式サイトをご覧ください。米国では Dynamics CRM Online もすでに提供されています。

Business Productivity Online Standard Suite 、略して BPOS をブログで紹介していきます。

Exchange Server や SharePoint Server を導入するとなると、サーバーのライセンス、クライアントのライセンスとなる CAL なども必要になります。この場合はある程度の規模があり、カスタマイズをしたい、というニーズには合うでしょう。ただ、普通にメールシステムとして、情報共有システムとして使うのであれば、投資した価格にみあったものになるのか、そのあたりの評価が難しいといえます。

一方、Business Productivity Online Standard Suite にするのであれば、月々1ユーザーあたりの費用は小さい規模であれば 1044 円となっています(価格表参照)。たとえば 100 人の会社であれば毎月 10 万円、年間 120 万円ぐらいの費用が必要になります。使えるものは Exchange Online 、SharePoint Online だけでなく Communicator や Live Meeting (会議システム)も使えますし、Windows Mobile や iPhone などでもメールを DirectPush で受けることができます。サーバーのライセンスなども考えれば、初期投資を抑えてかつ利用状況にあわせることができます(最低 5 ユーザー、そこからは 1 ユーザー単位で購入可能)。

そしてサービスを利用する形ですので、ハードウェアのコストは不要、純粋にサービスを利用するためのコストだけ見ていけばいいということになります。また、利用形態の違いを考えて、例えばメールに関しては Outlook とかではなくブラウザだけでもいい(営業所などのメールなど)という場合はもっと安く使えます。ユーザーの利用方法によって変えることができることに。メールはサーバー側にあるので、いつでもどこでもメールをチェックできます。

個人的に魅力的だな、と思うのはこのシステムが今後もバージョンアップしていくという点です。たとえば Exchange Server 2007 を導入した場合、Exchange Server 2010 にしたいとおもえば、計画を立てて、ライセンスも買って、と色々とシステム管理者は考えないといけないのですが、BPOS であれば順次バージョンアップされるのです。名前は Exchange Online / SharePoint Online となっているのはそのためでしょうか。

独自ドメインでのメールサーバーの運用も当然できます。

このサービス、すぐに課金されるわけではなく 30 日間の無料トライアル期間が設定されています。これにより、今のシステムから移行するためのテストもすることができますし、新しく立ち上げるのであればその間に設定をしてしまえば、課金が始まるころには全力で使える状況にもっていけます。

このシリーズ、BPOS のページで随時目次をアップデートしながら紹介していきます。この部分は?という点があったり、もしくは修正点などがあればご連絡ください。





Microsoft Online Services – Office Communications Online の設定

22 05 2010

Windows Live Messenger は個人間でやるメッセンジャーサービスですが、Office と統合されたサービスでもある Office Communications Online が BPOS には付いています。使い方は別途紹介をしますが、設定の方法は非常に簡単です。まだ設定をしていない場合は「実行する必要があるタスク」に表示されますし、「サービス設定」-「Office Communications Online」をクリックすれば設定画面になります。

Office Communications Online を有効にして使用します

設定画面に移動をすると、まだ有効にされていない状況のため「有効化」というボタンがあります。

Office Communications Online の画面

このボタンを押すとダイアログが表示されて、以下のような画面が表示されます。

Office Communications Online を有効にする

ここで有効化すれば作業は完了です。使い方は、今度掲載して BPOS の紹介ページからもリンクを張るようにします。





Microsoft Online Services – アカウントの作成

22 05 2010

Exchange Online の設定も完了 したことですので、ユーザーを作成してメールを受信できるようにしたいですよね。特に自分の持っているドメイン名のアカウントのほうが覚えやすいのもありますので、さっそくユーザーを作りましょう。

最初のユーザーを作るのは、管理画面にある「実行する必要のあるタスク」に表示されているところをクリックする形が早いです(下の画面)。

ユーザーを追加します

1点注意ですが、これは最初のユーザーを作ったら表示されなくなります。とはいえ、管理画面の右側にある「アクション」のところにも「新しいユーザーの追加」とか、ユーザータブのトップページにも「新しいユーザーの追加」というのが記載されていますので、どれかを押してください。すると、ユーザー情報を入力する画面が出てきます。

新しいユーザー情報を入力

上記の情報はすべてユーザーリストに追加される形になります。また、受信するメールのドメイン名を選択できるようになっていますので、今回は新たに認識させた haramizu.jp を利用しています。必要情報を入れて、「次へ」のボタンを押しましょう。

設定の画面では、パスワードなどの情報を入力することになります。サービス管理者(管理画面でユーザー追加など、いまやっている作業ができる)にする場合は、真ん中にある「このユーザーにサービス管理者のアクセス許可を付与しますか?」の項目を「はい」にしてください。

ユーザーのパスワードを設定

設定が終われば、「次へ」を押します。ここではメールボックスのサイズを指定します。最大 25GB です。

サービスの割り当て

選択をした後、「作成」ボタンを押すと作成するユーザーが作成されて、画面に結果が表示されます。

ユーザー作成の最終確認

受信者の電子メールアドレスを入力します、のところにメールアドレスを入力して送信すれば、ユーザーに対してアクセスをするための情報、初回パスワード(ログインすると新しいパスワードを設定するように表示されます)を送りましょう。これでアカウントの作成、メールアドレスの作成が完了しました。





Microsoft Online Services – Exchange Online を有効にする

22 05 2010

ドメインの認識ができれば、次はメールの設定をして Exchange Online を使えるようにしましょう。設定が完了しているかどうかは、ドメインの一覧で確認することができます。受信項目が「未確認」になっている場合に設定をします。

ドメイン名一覧

この作業は、DNS サーバーの設定権限が必要になります。まずは、MX レコードとして、以下の1行を追加しましょう。

IN MX 10 Mail.Global.FrontBridge.com.

これで準備は完了です。続いて対象となるドメインをクリックして、「受信メッセージング」のタブを押しましょう。

受信メッセージング

ここに有効化のボタンを押してください。これで、有効になります。MX レコードの反映に多少時間がかかることになりますので、DNS の変更とこの作業の順番もそうですが、多少時間的な感覚を空けるようにしてください。





Microsoft Online Services – DNS の設定

22 05 2010

昨日の夜、DNS の設定をしておいたこともありドメインの認証が動くようになっていました。ということで、画面キャプチャを使いながら紹介していきましょう。今回は haramizu.jp を利用することにしました。

まずは契約をしてすぐの画面はこんな感じです。ここで、使うのであれば独自ドメインを設定したいですよね。ということで、「Microsoft Online Services にドメインを追加します」をクリックします。

Microsoft Online Serices

ドメイン名を入力する画面が出て、それを入れると以下のような画面が出てきます。

ドメインの登録

これでドメインの登録は完了、ただし DNS の設定はまだ終わっていません。「このウィンドウを閉じたときに確認ウィザードを開始する」の左側をチェックして、完了しましょう。すると、DNS に登録するべき情報が出てきます。

ドメインの設定

赤い文字で変わっていますが、要は CNAME を追加する必要があるということです。DNS のレコードとしては、以下のような情報を入れることになります。

ホスト名 IN CNAME ポイント先.microsoftonline.com.

DNS サーバーにこの情報を追加しておいて、サーバー側で認識することができれば完了となります。ちなみに、追加して削除をして、とやったときには「ホスト」の情報は毎回変わりましたので、うまくいかないので一度外してみました、という形でいくとまた DNS の変更を行わなければいけません。ここは騎をつける点ですね。

DNS に関して認識をすることができれば、以下のような画面が表示されます。

bpos2

これにより、ドメイン一覧に追加されることになりました。その画面が以下の通り。

bpos3

さ、これでドメインの追加は終わりました。とはいえ「受信」の項目がまだ未確認ですね。これに関しては次の記事でご紹介します。








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