マイクロソフトが提供している、Microsoft Online Services とはなんでしょう?サービスとしては色々なものが提供されています。たとえば、Exchange Online だけを利用する(月々の価格は安いです)ものから、SharePoint Online 、Live Meeting などもセットになった Business Productivity Online Standard Suite などがあります。製品のラインナップ は公式サイトをご覧ください。米国では Dynamics CRM Online もすでに提供されています。
Business Productivity Online Standard Suite 、略して BPOS をブログで紹介していきます。
Exchange Server や SharePoint Server を導入するとなると、サーバーのライセンス、クライアントのライセンスとなる CAL なども必要になります。この場合はある程度の規模があり、カスタマイズをしたい、というニーズには合うでしょう。ただ、普通にメールシステムとして、情報共有システムとして使うのであれば、投資した価格にみあったものになるのか、そのあたりの評価が難しいといえます。
一方、Business Productivity Online Standard Suite にするのであれば、月々1ユーザーあたりの費用は小さい規模であれば 1044 円となっています(価格表参照)。たとえば 100 人の会社であれば毎月 10 万円、年間 120 万円ぐらいの費用が必要になります。使えるものは Exchange Online 、SharePoint Online だけでなく Communicator や Live Meeting (会議システム)も使えますし、Windows Mobile や iPhone などでもメールを DirectPush で受けることができます。サーバーのライセンスなども考えれば、初期投資を抑えてかつ利用状況にあわせることができます(最低 5 ユーザー、そこからは 1 ユーザー単位で購入可能)。
そしてサービスを利用する形ですので、ハードウェアのコストは不要、純粋にサービスを利用するためのコストだけ見ていけばいいということになります。また、利用形態の違いを考えて、例えばメールに関しては Outlook とかではなくブラウザだけでもいい(営業所などのメールなど)という場合はもっと安く使えます。ユーザーの利用方法によって変えることができることに。メールはサーバー側にあるので、いつでもどこでもメールをチェックできます。
個人的に魅力的だな、と思うのはこのシステムが今後もバージョンアップしていくという点です。たとえば Exchange Server 2007 を導入した場合、Exchange Server 2010 にしたいとおもえば、計画を立てて、ライセンスも買って、と色々とシステム管理者は考えないといけないのですが、BPOS であれば順次バージョンアップされるのです。名前は Exchange Online / SharePoint Online となっているのはそのためでしょうか。
独自ドメインでのメールサーバーの運用も当然できます。
このサービス、すぐに課金されるわけではなく 30 日間の無料トライアル期間が設定されています。これにより、今のシステムから移行するためのテストもすることができますし、新しく立ち上げるのであればその間に設定をしてしまえば、課金が始まるころには全力で使える状況にもっていけます。
このシリーズ、BPOS のページで随時目次をアップデートしながら紹介していきます。この部分は?という点があったり、もしくは修正点などがあればご連絡ください。




